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 International Free and Open Source Software Law Review が年2回リリースすする各種オープンソース・ライセンスを法律面から分析した記事・書評などが無料でオンライン公開されました。BSDライセンスの概要や、GPLv2.0とv3.0の違いに関する文章が、Creative Commons(クリエイティブ・コモンズ)ライセンスで公開されています。

 チュニジア通信省は世界的に活動するNPO法人LPIC (Linux Professional Institute Certifications)日本語サイト)と協力し、同NPO法人が認定するLPIC有資格者を育成する計画を発表しました。将来的にはLinuxやFLOSS/オープンソース技術者を合計2万人育成する計画ですが、まず第一弾として2,300人への教育を今月開始します。

 サッカー・ワールドカップ南アフリカ大会で有名になったブブゼラの音を低減するオープンソース動画再生ソフトVLC向けプラグイン「VuvuzeLAUTLOS」がリリースされました。プラグインはバイナリ形式で提供され、Windows、Linux、Mac OS Xで利用できます。またダウンロードサイトから同プラグインを使った場合と使わない場合のサンプル音声ファイルをダウンロードして聞くことができます。

 MicrosoftがJQuery向けの多言語対応プラグインオープンソース公開しました。このライブラリを使うと、JavaScriptを使ったWebアプリケーションを多言語対応にすることができます。日本語にも対応し、西暦と和暦の相互変換も可能とのことです。

 EU圏内の商標・意匠を管理するOffice for Harmonisation in the Internal Market (OHIM)は、申請された商標がEU加盟国の各言語で何らかの意味を持つのかをチェックするツール「Langcheck」のプロトタイプ版をオープンソース公開しました。このソフトはJavaベースのWebアプリケーション・フレームワークGrailsLuceneを活用し、現在は言語学者によって行われている各言語での意味のチェックを自動化しようとするものです。

 南アフリカで開催中のサッカー・ワールドカップでは南アフリカの民族楽器ブブゼラの音が賛否両論を巻き起こしています。ブブゼラの音が気になる人に向け、Fedoraに対応したブブゼラの音を遮断するオーディオAPIがオープンソース公開されました。またMac OS X対応版も別のサイトで公開されています。

 OpenOfficeやMySQLなどのオープンソースをデンマーク警察で活用することで100万クローナ(およそ1500万円)の経費節減が可能との提案がデンマーク財務省に提出されたものの、不採用となりました。この提案はコンサルティング会社マッキンゼーによってまとめられたもので、デンマークのオープンソース業界団体や国会議員が不採用となった理由について答申を行いましたが、明確な理由は財務省から提示されてはいないとのことです。

 スウェーデンの研究者が、およそ290あるスウェーデンの各自治体に1999年最初の議事録、2008年最後の議事録、そして最も古い議事録の三つのコピーを請求したところ、40%の自治体からは「電子ファイルでは保存していない」、「過去の議事録電子データはすでに削除してしまった」、「当時は別のシステムだったため今は開けなくなっている」などの理由で該当データを入手することができなかったことが、先日アメリカで開催されたSixth International Conference on Open Source Systems(OSS 2010) で発表されました。プロプライエタリ・ファイルフォーマットで保存していたことが多くの場合原因だが、面白いことに該当ファイルを作成したワープロソフトの最新版では開けなかったファイルが、OpenOfficeでは問題なく開くことができたとも語っています。

 音楽祭やサウンド・オブ・ミュージックの舞台として有名で、ドイツとの国境に程近いオーストリア、ザルツブルク州の100以上もの公立学校では、学校からの情報発信や生徒・保護者向けのサービス提供などのコミュニケーションツールとしてオープンソースCMS Joomla!を活用しています。詳細については、先日開催されたイベントAround the Joomla! Wroldで発表されました。
 多くの教職員はパソコンの操作に不慣れで、コピー&ペーストや画像の大きさをホームページにあわせて修正するといったことから教えないといけないため、定期的にセミナーを開き、今ではユーザーによって毎週のように記事が更新されるまでになったこと。また2005年に州政府に働きかけをスタートし、今では他の学校側から問い合わせが来るまでになったことなどが発表の中で紹介されました。

 スペインの首都マドリードからバルセロナへの中継点となるサラゴサ市では、2006年に決定されたオープンソースへの移行を積極的に進め、既にFirefoxやThunderbird、それにOpenOfficeを全職員が利用しています。この次のステップとして、今年中に合計2800台のデスクトップPCのうち700台をLinuxに移行させる予定です。
 サラゴサ市のIT管理者は、オープンソースへ移行することで多額の費用を削減できたことや、Webアプリケーションを活用することで設定を集中管理できるようになったことなどをオープンソース移行の成果として挙げています。またオープンソース導入にあたっては、移行ポリシーの作成だけでなくその後も移行を支援してきた地元政治家の存在が非常に重要ともコメントしています。