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また海外のオープンソース関連ニュースも発信しています。

 イタリア行政・イノベーション省は、イタリア3大学とIT企業が設立した団体とその団体が運営するオープンソース情報センターの開設を発表しました。これはスペイン、フランス、中国、ブラジル等で見られるオープンソース情報センターと同様の活動を行うものですが、「Centro di Competenza(コンピテンシー・センター)」と名づけられ、オープンソース活用を通じた競争力向上を目指しています。

 オランダ国会議事堂や中央官庁が集まるハーグ(デン・ハーグ)ににある各省庁の共用オフィスでは、Ubuntu Linux 8.04が利用されています。同施設利用者は所属官庁の支給するPCを持ち込む必要がありますが、施設運営にあたるスタッフはUbuntu LinuxのインストールされたデスクトップPCを使い施設の予約管理やケータリング・サービスの管理を行っています。

 COBOLアプリケーション開発・運用スイート最新版「isCOBOL」がリリースされました。同製品に付属するisCOBOL Compilerを利用すると、Javaのバイナリを生成することができ、COBOLプログラムの変更なくJava上で動作させることができます。尚、統合開発環境(IDE)としてはEclipseを利用します。

 Office 2000/XP/2003でOpenOffice互換のODFを開けるようにするプラグインSun ODF Plugin for Microsoft Officeはこれまで無償でダウンロード提供されてきましたが、有償化されました。
 本ソフトウェアのダウンロードサイトURLは今までと同じ旧サンマイクロシステムズのドメインですが(http://www.sun.com/software/star/odf_plugin/)、既にロゴはOracleに差し替えられています。また、「Get It Now. Free」とのリンク画像をクリックし、ダウンロードを継続するには90ドルの支払が必要です。

 先日開催された2010年MySQLカンファレンスのキーノートで、元MySQLアーキテクトBrian Aker氏によりMySQLからフォークしたDBMS Drizzleが紹介されました。同氏はDrizzleを「“an open source microkernel DBMS for high performance scale-out applications”(高速・並列処理向けオープンソース・マイクロカーネル・データベース管理システム)」と表現しています。また6月に開催されるOSCONの頃までには会社を設立したいとも表明しています。
 Drizzle開発プロジェクトは約2年前、当時MySQL社に在籍していたAker氏によりスタートしています。当初は最適化され無駄をそぎ落としたMySQLといった位置づけでしたが、その後2008年には大手メディアでMapReduceを使ったクラウド・システム向けと評されました。
 現在Oracleに対する不信感とコードしかありませんが、今後の動向が注目されます。

 ハリウッド映画の製作にも利用されたノンリニア映像編集ソフトLightworksが2010年秋にフリーなライセンスでダウンロード公開される予定です。サードパーティ製プラグインやアドオンを自由に組み込め、有償プラグイン、アドオンの販売も可能なオンライン・マーケットの仕組みも整備される予定です。

 PCの遠隔操作・VPNソフトとして定評のあるTeamViewerのLinux向けクライアントソフトβ版がリリースされました。Red HatFedoraMandrivaで動作するRPMや、Ubuntu向け.debファイルがダウンロード可能です。
 Linux版はWindowsエミュレーターWINEを利用し、マルチログインやセッション管理等の機能を利用できます。VoIPやWebcam対応といった機能も実装されていますが、一部デバイスはサポートされていないなどの制限があります。また現時点ではホワイトボード機能やVPNは利用できません。

 スイス政府の支援を受ける教育機関向けサービス提供NPOEducaの一部であるIT部門SFIB (Schweizerischen Fachstelle für Informationstechnologien im Bildungswesen)は、自Webサイトに小中学校でのオープンソース利用を勧める文書を公開しました。
 具体的な活動としては、オープンソースOSやアプリケーションを組み込んだUSメモリを作成し、学校向けに配布するパイロットプロジェクトを企画しています。

 Office 2007で実装され、その後標準化の申請が行われたものの受理されなかったOOXMLですが、次バージョンOffice 2010でもまだ標準化されたOOXMLには非準拠となる見込みです。
 2007年のOOXML非受理を受けて改定された後標準化されたOOXMLには、暫定的な利用を想定して条件が緩和されたTransitionalとより厳密な準拠が必要なStricの2種類あります。しかしOffice 2010プレビュー版のファイルフォーマットは、標準化が認められなかった2007年のOOXMLのままです。

 スペイン政府が支援するオープンソース情報センターCenaticが、オープンソースWebブラウザFirefox、Eメール及びスケジュール管理ソフトEvolutionなどの操作マニュアルを公開しました。クリエイティブ・コモンズ・ライセンスで公開され、誰でも無料で閲覧が可能です。これらのドキュメントには、もともとバルセロナ市によって公開され、アンダルシア地方で実際に利用されたチュートリアルにCenaticが追記を加えたものが含まれています。