ProtectDrive(プロテクトドライブ)

ProtectDriveは新規販売を終了いたしました。
2014年12月末日を以て保守が終息となりますが、2013年中は保守の更新が可能です。

米SafeNet(セーフネット)社提供のProtectDriveは高速・安定・管理が容易なWindows向けドライブ暗号保護、HDD丸ごと暗号化ソフトです。 Windowsアプリケーションとしてインストールし、1台からHDD丸ごと暗号化による情報漏えい対策をスタートできます。また、大規模展開時にはActiveDirectoryを使った自動インストールや設定(ポリシー)配信・集中管理が可能です。

ProtectDrive(プロテクトドライブ)の特長

主な特長

暗号化してWindows上のデータを守ります

内蔵HDDや、USBフラッシュメモリを暗号化できます。また、ハードウェアRAIDやWindows Server 2003/2008の暗号化に対応しています。

正しくログインした場合にのみOSが起動します

Windows起動前にProtectDriveの認証(プリブート認証)を通過した場合のみ、情報を復号化してWindowsを起動します。また、SafeNet社iKey 1000などのトークンデバイスを利用し、ログイン認証を強固にできます。

緊急時リカバリツールが付属します

忘れたパスワードのリカバリツールや、Windowsが起動しない場合のデータ復号化ツールが付属します(MS-DOS上で動作するコンソールアプリケーションが一部含まれます。)尚、パスワード・リカバリのために会社に戻る必要はありません。オフライン環境でも、社内システム担当者との電話連絡によりパスワード復旧が可能です。

Windowsのエディション、セキュリティチップの有無に関わらず利用できます

Windows XPやVistaの複数エディションが混在するPC環境であっても、同じ手順で暗号化対策を行うことができます。

国際基準に準拠しています

国際規格ITSEC E1とCommon Criteria EAL2を認証済みで、現在Common Criteria EAL4の適合申請中です。

ActiveDirectoryを使った集中管理が可能です

通常は1台で全機能を利用しますが、ActiveDirectoryを使って集中管理をすることもできます。

ActiveDirectoryを使ったProtectDrive設定集中管理(ポリシー配信)

ProtectDriveは、ActiveDirectoryを活用してProtectDriveの設定を、複数のProtectDrive導入クライアントPCに一括配信することができます。この機能の活用により、各クライアントPCのディスク暗号化状態を管理サーバー側から確認することもできます。ProtectDrive管理サーバーのライセンス費用は無料です。
(管理サーバーのディスク自体は暗号化しない場合。管理サーバーのディスク暗号化を行う場合には、ProtectDrive for Serversをご購入頂く必要があります。)

活用例

管理サーバー側で、営業部、開発部、総務部など各部門ごとの標準ProtectDrive設定を用意し、各部門で使っているPCに設定を自動的に適用させることができます。

BitLockerと比べた時のメリット、優位点

TPM不要、エディション非依存、どのWindiowsにもインストール可能です

ProtectDriveのインストールにはTPM(Trusted Platform Module)のような特殊なチップは不要です。そのため、ハードウェア構成に関係なく、どのWindowsエディションにもインストールすることができます。

Windowsが起動しなくなっても、データを回収することができます

ハードウェアに物理的な障害がなければ、CD-ROM起動によって暗号化されたCドライブなどからデータを回収することできます。

パスワードを忘れてしまった場合には、管理者発行のワンタイムパスワードでログインできます

ユーザーがパスワードを忘れてしまった場合には、管理者が一度しか使えないワンタイムパスワードを発行してログインさせることができます。

第三者が不正にWindowsを起動することができないようにできます

BitLockerの暗号キーはTPMまたはUSBメモリに保存する方法が一般的ですが、その場合にはWindows起動までは誰でもできてしまいます(起動後はWindowsの脆弱性の影響を受けますし、仮にパスワードなしで自動ログインする設定になっていると第三者が不正にWindowsを操作できてしまいます)。
ProtectDriveは、Windows起動前にProtectDriveの認証を必要とさせることで、Windowsの脆弱性をターゲットにした攻撃の影響を受けません。

セットアップが簡単で、無駄なディスク容量は消費しません

インストール時(またはインストール前)に別パーティションを用意する必要はないため、BitLockerより簡単かつ速くセットアップを完了させることができます。また、BitLockerを使った場合に1.5GBの起動用ボリューム(ドライブ)のうち数十MBしか利用されない上に読み書き非推奨のため、残るディスク領域が無駄になってしまいます。ProtectDriveではディスク領域の無駄は起こりません。

価格

ProtectDrive (for Servers)は弊社販売パートナー様からご購入できます。

パートナー一覧
ソフトバンクBB株式会社
株式会社大塚商会

動作環境

  ProtectDrive ProtectDrive for Servers
サポートOS Windows XP、Vista、7(32bit、64bit) Windows Server 2003、Windows Server 2008
ハードウェアRAID対応 × 非サポート ○ サポートされます


※ 注意点:
ProtectDrive for Serversは専用演算チップを搭載したハードウェアRAIDをサポートしていますが、マザーボード上のチップとOS(ソフトウェア)側の演算を組み合わせるオンボードRAIDは非対応です。

ProtectDrive及びProtectDrive for Servers動作環境
スペック 各Windowsの動作に十分なCPU及びメモリ
HDD 150MB以上のHDD空き容量(サポートされる最大HDD容量2TB未満)
サポートOS Windows XP Home / Pro SP3、Windows Vista SP2(32bit、64bit、全エディション)、Windows 7 (32bit、64bit、全エディション)、Windows Server 2003(32bit、64bit)、Windows Server 2008 (32bit、64bit)
上記以外のWindowsも、お客様が動作検証をされた場合サポートされる可能性があります。例えば、Windows Server 2003ベースのWindows Storage Server 2003での動作実績(RAID1によるリビルド含む)があります。また、Windows Small Business Server等での動作実績がありましたら是非お知らせ下さい。
サポートされるファイルシステム NTFS, FAT(exFATは非サポート)

 

ProtectDrive 9.2及びProtectDrive for Servers 9.2評価版

ProtectDriveの評価版とインストールガイドは下記のURLからダウンロードできます。必ず導入ガイド資料をお読みになってから、評価版をインストールしてください。評価版から正式版にアップグレードする場合には、アンインストール・復号化不要です。 (日本語マニュアルの提供開始に伴い、英語マニュアル付属版は配布を停止しました。英語マニュアルをご希望の場合にはご相談下さい)

 

  • ProtectDrive導入ガイド(評価版としてのインストールガイド) (PDFファイル、842KB)
  • ProtectDrive 9.2評価版(Windows XP、Vista、7、32bit及び64bit版に対応)(ZIPファイル、約83MB)
  • ProtectDrive for Servers 9.2評価版(Windows Server 2003 R2、Windows Server 2008 R2、32bit及び64bit版に対応<ただし一部制限あり>) (ZIPファイル、約83MB)
ProtectDrive 9.0及びProtectDrive for Servers 9.0評価版

必ず付属のマニュアル及び上記導入ガイドをお読みになり、 手順とインストール条件を満たしていることを確認してください。また自己責任でご利用下さい。

導入事例/実績

重要データを保存したモバイルPC
もしノートPCが盗難にあったとしても、情報漏えいからデータを守ることができます。

 

会社・部門などのデータ共有用ファイルサーバー
Windows Storage ServerベースのNAS
ProtectDriveはRAIDやWindows Server 2003/2008(32bit版及び64bit版)に対応しています。もし第三者によってHDDが抜き取られたとしても、データは暗号化されて保護されています。

 

イベント会場に設置のPCデータ保護
イベント会場受付、選挙受付ではノートPCが利用される機会が増えています。もし第三者によるノートPC盗難があったとしても、データは暗号化されて保護されています。

 

その他、ProtectDriveの主な想定利用環境

官公庁・地方自治体
  • 各種受付窓口に設置の業務用PCのデータ暗号化
  • 各職員のPCのデータ暗号化
  • データを保管したファイルサーバーの暗号化
学校・研究機関
  • 職員室にある、名簿等のデータを保存したファイルサーバーの暗号化
  • 各教職員・事務職員のPCのデータ暗号化
  • 大学研究室内のデータ共有ファイルサーバーの暗号化
企業
  • 外出することが多い営業、広報、ジャーナリスト、MRといった方のノートPCのデータ暗号化
  • 社内、部門内でデータを共有するためのファイルサーバー、WindowsベースNAS
  • 遠隔拠点、個人事業主・SOHOの方の業務データ暗号化
  • イベント会場、工事現場等の仮設事務室にあるPCのデータ暗号化
  • 受付や決済専用端末、POS端末などのデータ暗号化
  • キオスク端末やATMのように、遠隔地に配置しているPCのデータ暗号化
医療機関
  • 電子カルテや写真といった、患者のデータを保管するファイルサーバーのデータ暗号化
  • 診療データを逐次記録するPCのデータ暗号化

ご不明な点などございましたら、問合せフォームよりご連絡下さい。

お問い合わせはこちら

サービス紹介
  • Lesson カルチャースクール総合管理システム
  • モバイル対応給与明細閲覧システム happy day
  • Androidアプリ開発
  • el-Cloud(エル・クラウド)
アクセス

詳しくはこちら

  • お問い合わせはこちら
  • Twitter
  • PCIアイオスはプライバシーマークを取得しております。

ページの先頭へ戻る